2023年春モデルのDIGAが発売されています。発売された最新のDIGAは次の6製品。
まず、4K放送の録画・視聴ができる2023年春モデルのDIGA「DMR-4T103」「DMR-4T203」「DMR-4T303」「DMR-4T403」の4機種。
そして、4K放送には非対応の「DMR-2W202」「DMR-2W102」の2機種。これら6機種の性能や容量を簡単に表にしてみました。
モデル | 型番 | 容量 | チューナー数 | 価格 | 4K対応 |
---|---|---|---|---|---|
DMR-4T103 | 4T103 | 1TB | 3 | 69,800円 | ○ |
DMR-4T203 | 4T203 | 2TB | 3 | 70,000円 | ○ |
DMR-4T303 | 4T303 | 3TB | 3 | 90,000円 | ○ |
DMR-4T403 | 4T403 | 4TB | 3 | 110,000円 | ○ |
DMR-2W202 | 2W202 | 1TB | 2 | 38,096円 | × |
DMR-2W102 | 2W102 | 1TB | 2 | 45,799円 | × |
最新機種だけあり、4K放送対応モデルは値段もなかなかのもの。4K放送に対応していないモデルは安価なものの、チューナー数が2つしかなく、同時に録画できる番組も2つまでとなっています。
さらにこのモデルから背面のUSB端子・LAN端子が撤廃されています。詳しくはこちらの記事をチェック。
最新機種は今までとどう違うのか?それぞれをチェック!
では、今DIGAを購入するとしたら、新製品のこれらか、それとも過去に発売されたモデルのどれがオススメなのか。チェックしていきましょう。
2023年春モデル・最新機種の新機能!
「ドラマ・アニメ1クール自動録画」という自動で録画してくれる機能が搭載されています。
- 予約いらずでドラマ・アニメを自動録画、約90日間お録りおき
録画予約しなくても、指定した時間帯※1のドラマ・アニメをすべて自動で録画します。新作ドラマの初回放送の見逃しを防ぐだけでなく、あとから話題になった番組もかんたんに探して見られます。連続ドラマはもちろん、スペシャルドラマにも対応。録画された番組は約90日間※2お録りおきできるので、休日にまとめて見たり、1クールの放送が終わってからイッキ見したりと時間を気にせず楽しめます。
参照:Panasonic ドラマ・アニメ1クール自動録画の詳細
ジャンル(ドラマ/アニメ)と時間帯(朝/午後/ゴールデンタイム/深夜)を選んで設定できるので※3、例えばゴールデンタイムのドラマと深夜アニメをそれぞれお録りおきできます。
詳細は公式サイトから引用しましたが、予約せずともドラマ・アニメの自動録画をしてくれる機能が売りとされています。
1話だけでは面白さがわからないドラマやアニメは多数あります。3話がとても話題になって…とかクライマックスにかけてのストーリーがどんでん返しの大絶賛!なんていう話題の番組もありますよね。
そんなときに自動録画していてくれたら、人によっては助かる嬉しい機能ではあると思います。撮り逃した場合、見てみたいから配信サービスなどを探さないと…という手間暇がなくなりそうです。
ただ、個人的にはかなりハードディスクの容量を圧迫するだろうなぁと思うので、2TB以上のハードディスクでないとなかなか活用できないのでは、とも感じます。容量が1TB以下のレコーダーを探している方にはあまり必要性がないかもしれません。
4K非対応モデルは新製品は2チューナーのみ。
4Kはあまり見ない、見る予定がない、という方は4K放送に対応していないモデルでも十分かと思いますが、冒頭でも書きましたがその場合、3チューナーモデルがなくなっています。
多くの番組を録画する場合は2チューナーでは足りないときがありますので、その場合は過去に発売された、3チューナー搭載のモデルを探しましょう。
新製品の4K対応モデルはまだ高価。
発売して間もないということもあり、2023年春モデルである「DMR-4T103」「DMR-4T203」「DMR-4T303」「DMR-4T403」の4機種は値段もまだ高価です。
どうせ買うなら最新機種が良いと思われる方はこの中から選ばれるのも良いと思いますし、2023年モデルの最新型でなくてもいい、または「ドラマ・アニメ1クール自動録画」などの新機能に魅力を感じないと思われる方は過去に発売されたモデルの方が安く購入できるかと思います。
今からDIGAを購入するなら?オススメな機種をチェック!
では、それらを踏まえて、2023年5月27日時点で、これからDIGAを購入するのなら、どれがいいのか、私ならコレ!というのを調べてみました。なお、ハイスペックな全自動ディーガは触ったことがないため、4K放送対応・4K放送非対応モデルのみの紹介とさせていただきます。
また、2023年5月27日時点での価格コムでの値段を見て比較したものですので、参考程度に見ていただけると幸いです。
4K放送もみたい!3チューナーは欲しい!
4Kテレビも普及していますし、4K放送も見れるに越したことはないですし、多くの番組を録画するのなら3チューナーは個人的にはぜひともほしいところ。それらの条件を満たしているのは「DMR-4SE102」という機種かなと思います。
容量も1TB、2022年12月発売なので、かなり最近の機種でもあります。価格コムでの最安値は46,800円。
「DMR-4W102」もほぼ同じ価格帯で47,440円で販売されていますが、2021年10月発売とさらに古い方になります。それなら少しでも新しい「DMR-4SE102」の方が個人的にはオススメです。
ここが気になる…?
気になるポイントとしてが、価格コムなどのレビューでファンの音が大きいとの意見が多く見受けられました。私は実機を見たことがないのでなんとも言えないのですが、置く場所によって聞こえ方など違ってきます。
もし静音に優れた機種をお探しなら、家電量販店などで実物を見てから決めるのが良いかもしれません。
4K放送は見ない!でも3チューナーは欲しい!
残念ながら、4K放送には非対応で3チューナーというモデルはDIGAはほぼなくなってしまっています。2023年春モデルの4K非対応の2機種も2チューナーまでということなので、これからは4K対応モデルでないと3チューナー以上は積まないのかもしれないですね
ということで、この場合もおすすめモデルは「DMR-4SE102」かと思います。
4K放送は見ないし、録画ができれば良い!とにかく安く購入したい!
似たような3機種を比較してみました。「DMR-2W51」「DMR-2W101」「DMR-2W102」です。2021年6月発売の「DMR-2W51」のみ500GBとなりますが、最安値の34,670円。
「DMR-2W101」も同じく2021年6月発売の1TBモデルで37,500円、最新機種の2023年3月発売モデル「DMR-2W102」が38,480円となります。僅かな価格の違いなら最新機種が良いと思いますが、最新機種の「DMR-2W102」は背面のLAN端子・USB端子がなくなってしまっている点に注意。
性能的にはほぼ変わりないかと思うので、この3機種では「DMR-2W101」か「DMR-2W102」のどちらかがオススメかと思います。
最新機種「DMR-2W102」はコストカットのためか、画像の通り背面のLAN端子・USB端子がない、DVD-RAMが対応していないなど過去モデルより削られているところがありますが、「DMR-2W101」はそれらに対応しているのがポイントです。
とはいえ、LAN端子がない・DVD-RAMが対応していないということで困ることはほぼないかと思います。外付けHDDを使う予定があってもなくても、USB端子が前面か背面か、そのどちらがいいかで決めてしまっても構わないかと思います。
それに、約2年前のモデルと今年発売されたモデルなら、どうせなら新しい方がいい、という気持ちもよくわかります。コストカットされた部分が気にならないのであれば、最新機種が良いかと思います。自分ならそうするかも。
予算や用途に合わせて、納得のいくものを。
ネットショップだけの評価となってしまいましたが、実際に様々な家電量販店へ足を運ぶと、ネットショップでは取り扱っていない過去の製品が売られていたりもするかと思います。
また、時期によってキャッシュバックキャンペーンが行われていたり、お店の店員さんによってはさらに値段を引いてくれたり、ケーブルなどをおまけしてくれたりということもあるかもしれませんので、この記事に書いてあることは参考程度に思っていただけると幸いです。
4K放送は見るのか、3番組は録画できたほうが良いのか、容量はたっぷりあったほうが良いのか…レコーダーはなかなか毎年のように買い替えるものでもありません。
自分の予算や用途に合わせて、じっくりと検討なさってください。自分が普段どんなテレビ番組の見方をするのか、想像しながらレコーダーを選びましょう。
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