2013年10月に1TBモデルのnasneを購入し、数年使い倒していました。すぐにnasneの1TBはパンパンになってしまって、2TBの外付けHDDを購入して番組の保存に努めていたのですが、それでも残しておきたい番組はたくさんあり、次から次へと残したい番組は増えていくばかり…。
いよいよどうしようか、と悩んだ結果、SONYから発売されている「PC TV Plus」を1ライセンス購入しました。当時は「PC TV with nasne」という名称でしたが、今は「PC TV Plus」/「PC TV Plus Lite」に名称変更されましたね。「PC TV Plus」は1ライセンス4,400円「PC TV Plus Lite」は1ライセンス3,300円です。今回はこの「PC TV Plus」を数年使った体験談を書いていこうと思います。
2022年8月8日に「PC TV Plus」の価格改定がありました。本記事は改定後の値段を掲載していますが、本記事内に書かれていることは「PC TV Plus Lite」でも可能だと思いますが、情報が古いかも知れません。
nasneがあるとパソコンがテレビになるソフト。
パソコンで地上波番組を見るには、通常PC用テレビチューナーを用意する必要があります。USB型だったり、デスクトップだとPCI-Eスロットに取り付けるタイプなどがあります。ですがnasneを持っていて、なおかつ「PC TV Plus」を購入していると、簡単にパソコンでテレビ番組が視聴できるようになります。
PCでテレビ番組が見れるようになります。
nasneをお持ちで「PC TV Plus」をパソコンにインストールしていると、とても簡単にパソコンでテレビ番組が見れるようになります。私は昔PCでテレビ番組を見れるように、テレビチューナーを使っていた時期もあったので、これはかなり便利だなーと思い使っていました。
トップ画面はこんな感じ。しばらくニュースを見ながらネットサーフィンなど、ながら作業をするにはとても快適です。
今は光回線でかなりの速度が出る方も大勢いらっしゃるでしょうが、ネット回線の速度があまりでなかったり、PCスペックによっては快適に使えない場合もあるかも、というのは記載しておきます。
私の場合、契約しているネット回線が貧弱だからなのか、PCスペックが足らないからなのか、ネットサーフィンくらいなら問題ないですが、例えば「艦これ」とかブラウザゲームをプレイしていると、ブロックノイズが乗って画質が荒い…と思うことが多くありました。これはPCスペックやネット環境にも左右されるのだと思います。私のパソコンはかなり古く、ネット回線も速い契約ではないので仕方ない、と割り切っていました。
一番使ったのは、nasneからPCへのダビング。
nasne本体1TB+外付けHDD2TBの合計3TBでも、すぐに容量がいっぱいになってしまったため、一番よく使った機能はnasneで録画した番組をPCのHDDに保存できるダビング機能でした。PCのHDDへ番組を避難させることでnasneと外付けHDDの容量をなんとかかんとか確保していました。
PCへダビングした番組の残り回数は、ダビング10の番組だとすると、nasne側が9、PCへ移した番組がダビング1となってしまうので、一度ブルーレイディスクなどへ焼いてしまうと、PC上からは消えてしまうので注意が必要です。
ただ、ソフトは少し使いにくい…かも…。
慣れかな?とは思いますが、個人的にはソフトウェアの全体的に使いにくいという印象をいつも持っていました。毎日のようにソフトウェアを使っていたわけではなかったので、なかなか慣れませんでしたね。
個人的な感想ではありますが、番組表などは見やすいように思うのですが、PS4からnasneを起動して番組表を見たほうが高速でしたので、PS4からの方が番組が探しやすかったのは間違いないです。他にも、みんながどの番組をどれだけ撮っているかを見れる機能は大変見やすかったので、PS4を使って予約録画をしていた渡しの場合は、番組を「PC TV Plus」を使って探して予約することはほぼありませんでした。
逆に、PCとnasneしかない場合は慣れるしかないので、使っているうちに慣れてくると思います。PCから操作するので、番組検索もリモコンでポチポチ入力するのではなく、キーボードでさっと入力するので検索できますし、使い方によるんだろうなぁと今振り返るとそう思います。
nasneを繋いでなくてもPCへダビングした番組は再生可能!
nasneを使わなくなった今でもたまに使う機能です!
今現在、私はテレビ番組録画関連はDIGAへ完全移行しているので、nasneの出番は全くと言っていいほどないので、nasne本体も箱にしまってある状態です。
でも、 nasneからパソコンのハードディスクへ「PC TV Plus」を使ってダビングした番組はかなりあるのですが、それらの番組はnasneを繋いでいなくても「PC TV Plus」を起動して番組を選ぶと再生することができるんですよね。
左上に「PC」のタブを選ぶと全てPCに保存された番組が並びます。nasneの電源を入れてないとかではなく物理的に繋いでいないのですが、nasneからDIGAに移行するまでに撮りためた番組はほとんどPCのハードディスクに移してあるので(およそ2TB分)暇があれば見ることも。これはかなり便利です。「スロウスタート」とか「こみっくがーるず」とか懐かしい…。
なぜこんなに番組がたまっているのかというと…。
PCにおいてある番組達は、いつかブルーレイディスクに焼くぞ~!と置いておいたのですが、ブルーレイドライブを購入し、いざディスクにダビングが可能な環境を整えたら、面倒になってしまったというのが一つの原因。そしてもう一つは、ディスクに焼いてしまうと、ハードディスク上から消えてしまうのでいつでも気楽に見れなくなるじゃん!ということです。ダビング回数1なので当然なのですが…。
nasneにダビング元のデータが残っていればいいのですが、あいにくnasne側はほぼ消してしまっているので、残っているのはPCのHDD上のダビング回数1の番組…。ディスクに焼くと消えてしまう…でもディスクは気楽に見れない…と葛藤している間にかなり番組がたまってしまいました。
ディスクに書き出すことももちろん可能です。
このソフトがないとディスクに書き出せないときも。
私が3,300円というライセンス料を払って「PC TV Plus」を購入したのは、PCのHDDへのダビングはもちろんですが、番組をディスクに焼くことも目的でした。ですが購入したときはDVDドライブしか持っていなく、ディスクにダビングするためにパイオニアのブルーレイディスクドライブを購入しました。環境を整えるのに約1万円…出費が痛かったなぁ。
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ただし選べるのはDR・3倍・長時間の3つのみ。
すぐに容量が一杯になっちゃうので、よほどの番組でないとほぼDR録画はしていなかったので、必然的に3倍録画でBD-Rなどのメディアに残すことに。昔は長時間モードもなかったですよね。
例えばアニメ12話をディスク1枚に収めようと思ったら3倍でディスクに焼くしかなかったのですが、中途半端に5GBとか容量が残ったりましました。
その点DIGAでは、アニメ12話をDRからディスク1枚に残すとき、自動で2.5倍などに変換してディスク容量を余すことなく容量いっぱいまで使ってくれるので、非常に便利に思ったものです。やはりレコーダー機能は専用機に軍配が上がりますね。
14日間ですがまずは体験版をお試しあれ。
nasneユーザーは買っても損しないかも?なソフトウェア。
nasneを最大限使い倒そうというのなら、パソコンのハードディスクに移動したり、パソコンでテレビが見れるようになる 「PC TV Plus」 はなかなか便利なソフトウェアだと思います。とりあえず14日間お試しで使える体験版も公開されていますので、nasneをお持ちでしたら、まずは使ってみることをオススメします。公式サイトはこちら。
私はnasneを離れてしばらく経っているので、あまり詳しくは書けませんが、こうしてテレビや録画番組がパソコンでも見れる、スマホやタブレットでも見れる、というのはnasneの大きな特徴でいいところだと思います。
でも、パソコンで見るために「PC TV Plus Lite」で3,300円のライセンス料、スマホやタブレットで見るには「torne mobile」という基本無料アプリからさらに課金しないといけないのは、そこは無料か、もう少し安くてもでもいいのでは…と思ってしまいました。
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