使わないSSDをレコーダーの外付けSSDとして使ってみました。

使わないSSDをUSB-HDDにDIGA

家に使っていないSSDがあったので、2.5インチの外付けHDDケースを購入しDIGAの外付けHDDとして、USB-HDDではなくUSB-SSDとして使ったらどんな感じなのか、試してみました。

使用したSSDは2018年に購入したCrucialのMX500。ケースはmiwakura(美和蔵)というメーカーの「MPC-DC25U3」という型番のケースを使用しました。このSSDはプレイステーション4 Proを使用していた際にロード時間短縮のために使用していたものですが、最近は使用していなかったので、500GBでも録画の足しになれば、と思い使ってみました。

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DIGAに接続してみたところ、USB-HDDとして無事認識。

DIGAでSSDをフォーマットし、2つ目のUSB-HDDとして使ってみることに。

ホームから初期設定/リモコン設定を押し、HDD/ディスク/USB-HDD設定、USB-HDD設定、USB-HDDの登録で登録しましょう。容量は500GBなので、3倍録画では約138時間録画可能となりました。

本体HDDから番組をSSDにダビングしたり再生したりもしましたが、特に問題なく動作しました。

もしこちらのケースの購入をお考えでしたら、このケースで暗所に置くとSSDにアクセス中、結構LEDのライトが明るく感じるかも知れませんのでご注意を。黒のビニールテープなどを貼っておくと明るさを抑えられます。ネジやドライバーもいらないので大変扱いやすいケースでした。

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大きなメリットは動作音のなさ!SSDのいいところ。

長期間使用したわけではありませんので、詳細な使用感などを書くことはできませんが、短時間使用した上での外付けSSDの良かったをざっくりといくつか挙げたいと思います。

動作音がほぼない!静かにテレビ鑑賞できます。

SSD内に保存されている番組を再生してみましたが、HDDの場合はどうしても「カリカリカリ…」と読み書きするシーク音が聞こえて気になるときがありますが、SSDはほぼほぼ無音でした。レコーダーの横において使用しましたが、ほぼ動いている音が聞こえませんでしたので大変静かに感じました。

動作が気持ちキビキビする?

これは体感というか外付けHDDの場合と比べて、なのですが、ほんの少しキビキビ動いているのかな、と感じました。例えばリモコンから「録画一覧」を押したとき、USB-HDDの場合は「USB-HDD」のタブが表示されるまで少々待たされるときがありますが、SSDの場合はすぐに表示されたように感じます。

しかしこれは、いつも使っている外付けHDDの空き容量が少なかった、外付けSSDの方はダビングした番組が少なく、かなりの空き容量があったから、というのも理由としてあると思います。キビキビ動く、というのは正直あまり差はないかもしれません。

逆にSSDのデメリット…価格的にオススメできません。

今でこそSSDの単価は年々安くなってきています。しかし、外付けHDDに比べるとまだまだ高いのが現状です。

数年前に比べると安くなったとはいえ…。

例えば、今回使用した「Crucial MX500」ですが、この製品、容量500GBですが私が購入した2018年7月の時点では13,879円もしました。当時ではこれでも安くなったほうでしたが、2022年12月21日に同じ型番の値段を見てみると6,934円まで下がっていたので、4年で約半額まで下がりましたね。こう見ると安く感じます。

同じ4TBでもかなりの価格!

しかしながら大容量の4TBとなるとMX500は46,673円!パソコンのストレージとして運用するならまだしも、レコーダーの外付けHDDとしてはとても気軽に買える金額ではありません。同じ4TBの外付けHDDだと約1万円で購入できるので、わざわざレコーダーのためにSSDを購入するというのはオススメできないかと思います。

家で余っている、使っていないSSDがある場合に限り、外付けケースを使ってレコーダーの外付けHDDとして活用してみる…というのもいいかもしれませんね。

バスパワーが少し不安かも。

番組の録画先をUSB-HDDに指定した場合、録画されないことはないと思いますが、私は外付けHDDはレコーダー本体から電源供給するバスパワーのものを選んだことがないので、少し不安に感じてしまいます。

バスパワーでもおそらく問題はないかと思いますが、毎日のように番組を録画をするので、万が一録画されなかったら、と思うと録画先は本体HDDを指定し、外付けSSDには本体からダビングする、という使い方なら安心できそうです。

将来的に、SSD内蔵レコーダーとか出ないかな。

最近はSSDの価格もかなり落ちてきています。DIGAなどレコーダー本体の内蔵HDDをSSDにすることができれば、本体稼働音もより静かに、キビキビと動作することができるのではないでしょうか。私の使っているDIGA、4W100は少々動作がカクつくように感じるので、そういったストレスがなくなるのであれば、少々高くなっても快適に動作するほうが良いのかも…と思いますが、HDDの方が安く作れるので出ないのかな、と思います。

私のPCで使用しているSSDは10年使っても異常がないので、耐久性もクリアできていると思います。なにより、SSDを使うことで本体の大きさをより小型化できるのは大きなメリットかと思います。「SSD内蔵レコーダー」というのも、いつか発売されたらいいのに、と思いますが、なかなかそういうニーズがないのでしょうね。

最近はこういう商品も。

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こういったUSBメモリのようなSSDも販売されています。レコーダーでは少し不向きかもしれませんが、録画機能付きテレビに使用する際は場所を取らないためいいかもしれませんね。

コメント

  1. マキノ より:

    全録機と標準機の2台のヘビーユーザーです。ほんとSSDレコーダーが出てくると動作音や動作のもたつきが解消されてくれるとありがたい。SSD2テラで1万円オーバで、録画モードの変換などに時間が2/3に短縮するなら自分はトライしたいですね。M2のSSDは爆速ですが、冷却に気を使うので暑いレコーダーには不向きでしょう。

    • reed より:

      マキノ 様

      コメントありがとうございます。

      2台使用されているとはスゴイですね!
      私はDIGAの標準的なモデルしか使用したことがありませんが、動作音や挙動のもたつきはどうしても気になりますね。sata SSDでも十分な速さですし価格もかなり安くなっていますから、今後の上位モデルのみでもSSDが搭載されたらいいのに…と思ってしまいます。
      M.2の発熱のことはすっかり忘れていました。
      確かにかなり熱くなるのでレコーダーには不向きですね。

  2. バタヤン より:

    以前、DIGA DMR-BRX4000にCrucial SSD1TB を外付けして認識されましたが、動画のHDD⇒SSD移動は問題無いのですが、直接SSDに予約録画すると録画されなかったり、いくつかの不具合が有り断念したのを覚えています、其方は不具合無く使用されていますか?メーカーによる相性とかも有るのでしょうか?

    • reed より:

      バタヤン 様

      コメントありがとうございます。

      直接SSDに予約録画された際に録画が行われないことがあったのですね。
      私はここ数年、外付けHDD/SSDに直接録画をしていないため、
      詳細なお答えをすることができません…大変申し訳ございません。

      https://tv-recorder-life.net/how_to_avoid_recording_mistakes/

      こちらの記事にも書いた通り、外付けHDDでの録画未実行が多くなったため、
      録画はすべて本体HDDにするようにし、本体HDDの容量が少なくなってきたら
      外付けHDDやSSDに番組をダビングするという方法を取っています。

      SSDは今のところ移動のみの使用ですので、私の使い方では問題なく動作してます。
      しかし、SSDへ直接録画となると、バスパワーであってもなくても、
      録画されない場合があるかもしれませんね。
      外付けHDDでも録画未実行は稀にあるので…。

      曖昧なお答えとなり、お力になれず大変申し訳ございません。