USB-HDDはすごく便利な代物です。
買って後悔することはまずないもの。
USB-HDDを接続することによるメリットはとても大きく、DIGAなどハードディスクレコーダーを購入する際は外付けHDDを使うかどうか、ということもレコーダー本体の容量をどうするかの判断材料になると思います。今回はUSB-HDDを接続しているとどうお得なのか、できないことは?など初歩的なことですが、初心を振り返りながら紹介したいと思います。
USB-HDDには録画用とSeeQVaultの2種類がありますが、今回の記事は録画用USB-HDDを前提に書いておりますのでご注意ください。
SeeQVaultと録画用HDDの違いについては前回のこちらの記事をご覧ください。
本体容量が少なくても大容量に。
レコーダーを購入するとき、本体容量が500GBや1TBの容量が少なめなモデルでも、外付けHDDを別途購入することにより倍以上に増やすことも可能です。2017年度以降のDIGAは160GB以上4TB以下のUSBハードディスクが使用可能です。
PanasonicのDIGAは4TBまで対応。
SONYのレコーダーは最大8TBまで対応しているそうなのですが、DIGAを前提に書いていきますのでご了承ください。DIGAは最大4TBのUSB-HDDまでしか対応してませんが、仮にDIGAの1TBモデルの場合、4TBのUSB-HDDを購入し接続すれば、本体容量1TB+4TBの合計5TBにすることができます。
私が使用している「DMR-4W100」は本体容量1TBですが、プラス3TBのUSB-HDDを使用しているので合計4TB分の容量があることになります。
あえて本体容量を少ないものにして、本体価格を安く購入し、もとから持っていたり安く購入したUSB-HDDで容量を補うという買い方もできるので、購入時の選択の幅が広がります。
USB-HDDに直接録画することが可能、ダビング回数もそのまま。
録画する際も録画先をUSB-HDDに指定することもできますし、本体HDDからUSB-HDDにダビング、その逆のUSB-HDDから本体HDDへの番組のダビングも簡単に可能です。
本体HDDからUSB-HDD間にダビングしたものは、ダビング回数が減らないのも覚えておきましょう。ダビング回数が10の番組でも、そのままダビング回数10のままでUSB-HDDへ移行できるのは嬉しいところ。USB-HDDから本体HDDに番組を戻した場合もダビング回数は10のままです。
DIGAでの使い心地、改善して欲しいところは?
USB-HDD内の番組はラベル付けできないです。
USB-HDD内の番組はラベルが本体に録画された番組でできるラベル付けができません。私はラベル1に見たらすぐ消す番組と決めて番組のラベル付けしていますが、USB-HDDに録画した番組はUSB-HDDのタブから選んで番組を再生しないといけないので、少し不便かなぁ。
録画一覧には右のタブに映画とありますが、当然、USB-HDDに録画した番組は、そこにも表示されません。仕様上仕方ありませんが、番組全体が少し探しにくい時もあるので、いつか改善されないかなと思います。
マイラベルの活用方法に触れている記事はこちらをどうぞ。
録画一覧の表示が少し遅れることがある。
私はバッファローのUSB-HDDを使用しているのですが、録画一覧を押して、すぐにUSB-HDDのタブが表示されないときが割と頻繁にあります。数秒待てば表示されるので、おそらく普段は待機状態になっているのかな?本体電源を入れてからUSB-HDDにアクセスするまで少しラグがあるのは慣れるまでは、アレ?と思いました。
また、デメリットとは違うかもしれないですが、前回のSeeQVault対応HDDの記事でも書きましたが、もしDIGAを買い替えて、古いDIGAに接続していたUSB-HDDを新しいDIGAに接続しても、前のDIGAで録画したUSB-HDDの録画番組を再生することはできませんので注意が必要ですね。再生するには、前のDIGAからお引越しダビングで新しいDIGAに番組を移動させる必要があります。その際、移動先の番組のダビング回数は1になります。
DIGAは4TBまで。
冒頭でも触れましたが、 SONYのレコーダーは最大8TBのUSB-HDDまで対応しているのに対して、DIGAは最大4TBまでなので、他社に比べ少し少なめです。DIGA用の外付けHDDにと、大は小を兼ねると思い4TB以上のものを購入しても意味がなくなってしまうので、購入の際は注意しましょう。
ちなみにDIGAは最大USB-HDDを8台まで登録することができますが、USBハブなどを使ったら8台のUSB-HDDを一度に使えるというわけではないので、こちらも注意が必要ですね。
DIGAをよく使うのならUSB-HDDは絶対損しないかと!
やはり容量が大きいと余裕を持てます!
1TBの容量では、3,4ヶ月も毎日録画をしていればすぐにいっぱいになってしまって、どれを消そう?どれを残そう?と取捨選択をすぐに迫られると思います。しかし、本体容量がいっぱいでも、USB-HDDに番組を避難させることでその選択を先延ばしにもできますし、考える時間が増えるのは単純に嬉しいですね。
個人的な不満点はラベル付けができないところ、録画一覧ですぐに表示されないことくらいが改善して欲しいところかなと思います。
USB-HDDを購入の際は次の記事もご参考にどうぞ。
貴重な番組はディスクに残しましょう。
USB-HDDは番組の避難場所として私は使っていますが、これは説明書にも書かれていますが、推奨はされていませんね。USB-HDDも消耗品であることには違いないので、個体差はあるにしろ、故障してしまったら、録画した番組を救い出すのは困難でしょう。
BUFFALOのUSB-HDDには故障予測やデータ復旧サービスなどに対応していますが、どこまで信頼できるのかは未知数です。壊れるときは急に壊れたりしますから…。とはいえ私もバッファローのUSB-HDDを使っているので、私の使っているUSB-HDDの後継機種を一応ご紹介しておきます。
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この番組だけはずっと手元に残して、いつでも見れるような状態にしておきたい、というものはやはりBD-Rなどの記録メディアにダビングしておくことをおすすめします。私は何度も見るようなお気に入り番組はUSB-HDDにも残しつつ、ディスクにも残すようにしています。
ディスクに関しては、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、よろしければ見ていただければと思います。
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